【熱中症対策】熱中症 全国で1人死亡 5人意識不明 正しい水分補給とは
熱中症での救急搬送が多発
熱中症や熱中症と見られる症状で、病院に運ばれた人は15日午後7時半現在、全国で少なくとも849人に上り、このうち1人が死亡し、5人が意識不明の重体となっています。
このうち北海道美幌町では15日午後、49歳の女性が農業用ハウスの近くで倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。
また新潟県上越市では、88歳の男性が自宅で倒れたほか、岩手県釜石市でも20代の男性が建設現場での作業中に倒れるなど、全国で合わせて5人が意識不明の重体となっているということです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170715/k10011060491000.html?utm_int=all_side_ranking-social_001 - NHKニュース
あなたの熱中症対策、実は危険かも!?
高温多湿の屋内外で30分を超える長時間の労働やスポーツなどにより汗を大量にかくと、体内の水分とともに塩分やミネラルも奪われてしまいます。そこに水分補給だけを行うと、血液中の塩分・ミネラル濃度(体内における塩分やミネラルの割合)が低くなり、様々な熱中症の症状が出現します。
つまり、水分だけを補給することがかえって、熱中症の発症へとつながったり、悪化させたりすることもあるのです。
梅雨入りしてから、雨が降った後は特に蒸し暑くなりますよね。
かといってただの水で水分補給をしてしまうと、体内の塩分(ナトリウム)やミネラル(体温調整するために必要)が下がってしまいます。
これによって、熱中症を引き起こす可能性もありますので、正しい水分補給が必要とされます。
正しい水分補給とは
水分、ナトリウム、ミネラルが不足した状態を脱水といいます。
そして脱水が進行してしまうと熱中症になります。
上記の通り、水分とナトリウムを正しく摂取する必要がありまあす。
手軽に塩分と糖分を取れるスポーツドリンクなどで水分補給をするのが良いとされています。
また最近ではミネラル入り麦茶などもが注目を集めています。
熱中症で救急搬送する方も増えているようですので、正しい水分補給、運動する際も適度な休憩を取るように心がけましょう。